蒼穹のファフナー (読了)

蒼穹のファフナー (電撃文庫)

蒼穹のファフナー (電撃文庫)


ひどい話を読了。
導入+現在の惨状という構成で、「続きは想像するかアニメ見ろオラ!」って感じ。
別に二冊目以降があるわけではない辺りが素敵すぎる。


導入編の影を含みまくりつつほのぼのした展開を、
現在のひどい状況の描写で包み込んだ、全体としては「ひどい話」。
アニメは全く未見だけれど絢爛舞踏のいるラーゼフォン
リヴァイアスって感じのアニメだったんだろーか。


ちゃんとした大人たちがいると描写されているにも関わらず、
子供たちが惨状に陥ってしまう、というのは救えないなあ。


それにしても、挿絵見る度にキャラが思ってたのと全然違うのが面白いな。
ちなみにイメージしてたのはこんな感じ。


一騎:
 筋骨隆々とした炎の転校生タイプの主人公。若い加藤鳴海。絢爛舞踏
 状況証拠から推論を積み上げるのが苦手らしいし、
 たどたどしい言動にも裏では色々考えているらしい。
総士
 左目がしっかり歪んでいる若年版合田一人。声は梅津秀行あたり。
真矢:
 芯のしっかりした蓬仙あおい。なぜそこだけ平井キャラなのか。
翔子:
 髪の長い北大路花火。ただし、脅威のないムネ。
 冲方丁あかほり作品の登場人物みたいな描写をしてて素敵だ。
甲洋:
 坊主頭の滝川陽平。
蔵前:
 地味ベホイミ橘玲÷2。あるいはメイドのエマを若くした感じ。つまり眼鏡っこ。


うん、口絵みると全然違うな。なぜだ。
一騎、総士、真矢はデビルマンの類型だと思ったが。