蒼穹のファフナー (読了)
- 作者: 冲方丁,平井久司
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2005/01
- メディア: 文庫
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ひどい話を読了。
導入+現在の惨状という構成で、「続きは想像するかアニメ見ろオラ!」って感じ。
別に二冊目以降があるわけではない辺りが素敵すぎる。
導入編の影を含みまくりつつほのぼのした展開を、
現在のひどい状況の描写で包み込んだ、全体としては「ひどい話」。
アニメは全く未見だけれど絢爛舞踏のいるラーゼフォン+
リヴァイアスって感じのアニメだったんだろーか。
ちゃんとした大人たちがいると描写されているにも関わらず、
子供たちが惨状に陥ってしまう、というのは救えないなあ。
それにしても、挿絵見る度にキャラが思ってたのと全然違うのが面白いな。
ちなみにイメージしてたのはこんな感じ。
一騎:
筋骨隆々とした炎の転校生タイプの主人公。若い加藤鳴海。絢爛舞踏。
状況証拠から推論を積み上げるのが苦手らしいし、
たどたどしい言動にも裏では色々考えているらしい。
総士:
左目がしっかり歪んでいる若年版合田一人。声は梅津秀行あたり。
真矢:
芯のしっかりした蓬仙あおい。なぜそこだけ平井キャラなのか。
翔子:
髪の長い北大路花火。ただし、脅威のないムネ。
冲方丁があかほり作品の登場人物みたいな描写をしてて素敵だ。
甲洋:
坊主頭の滝川陽平。
蔵前:
地味ベホイミ+橘玲÷2。あるいはメイドのエマを若くした感じ。つまり眼鏡っこ。