キノの旅―The beautiful world

キノの旅―The beautiful world (電撃文庫 (0461))

キノの旅―The beautiful world (電撃文庫 (0461))

流行的には今更ですが、読みました。

以前からタイトルは知ってて興味はあったのと、山本弘が、「作者がギャラクシー・トリッパー美葉*1にインスパイアを受けたと言っていて云々」と何かに書いていたのを見たのがきっかけ。

さすがに、一世を風靡しただけあって、皮肉が効いていて面白かった。
ほのぼのとした話のあとで、突然臓物をぶちまける話になる辺りが2000年代の小説か。

*1:女子高生が「喋るミサイル」と一緒に宇宙を適当に飛び回る話。第二巻『空のかなたのユートピア』では主人公たちは「絶対平和の星」とか「争いのない星」とか「環境破壊のない星」を訪れ、インチキ宗教団体に洗脳されそうになったり、平和を築くために宇宙征服しようとしている異星人と戦ったりする。