ドラことば

ドラことば心に響くドラえもん名言集

本屋にて立ち読み。漫画版ドラえもん名台詞集。
当初は「きみはじつにばかだな」を探したり、新声優陣のインタビューを生暖かい目で見ていてが、「のび太パパの２頁におよぶ説教」や、「しずかちゃん結婚前夜」、「さようならドラえもんの回」を読んでるうちにほろり、と来てしまった。

「さようならドラえもん」なんて、電脳なをさんのパロディーで毎回笑っていたのに。眠れないから、夜中二人で話にいこう、と出かけるあたりで涙が。

もちろん、幼少時の刷り込みである部分が大きいが、自分の考え方の基礎の部分はこんな感じでできてるなあ。と実感(手塚治虫は中学生くらいから。血が苦手な子供だったんで、リアル消防の時には手塚は怖くて読めなかった)

キレる子供が増えたのは藤子不二雄なきあと、オタク向けのひねくれた言説じゃなくて、こうした大人の台詞を書ける漫画家が、こども漫画の世界からいなくなったからじゃねえかなあ、教育を改革するためには、まずドラえもんを国語の教科書にでものっけるのが、一番いいんじゃないか、と適当なことを思った。

「おじさんがいちばん偉いの？　どうして？
　人より頭がいいの？　人より力がつよいの？　人より仕事ができるの？」

でも買わない。