攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 13
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2005/03/25
- メディア: DVD
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見終わり。
見終わってしまうのが勿体なくって、最終巻を借りてから、一週間くらい見ないでおいてたが、返却期限が近づいてきたので観念して見る。
日本国内における難民問題、内戦、独立運動、とぶち挙げた割には、なんか意外と盛り上がらずに終わったなあ。というのが率直な感想。少し前の話数でのゴーダとバトーの対話とか、クゼの過去話、あとはベルリン天使の詩とかの中盤の小エピソードが面白かっただけに、最後はあっさりおわってしまった感がある。
確かに子供の素子は良かったが、あの折り鶴のエピソードには、最後までシリーズ全体を引っ張るほどの力はなかったような気がする。タチコマの最後は確かに涙がじわっと来たが、報われない戦いをして派手にスクラップになった、第一部に比べるとそうでもないような。
ただ、そして、攻殻機動隊へ続く。というエピソードだと思うと、確かにこれはこれでありかなあ、とか。
クゼの話は素子があっちへ行ってしまう動機付けになっている…… と考えると、バトーがあまりにも報われないけどな。
あとは、ゴーダの壮絶な死にっぷりがよかった。
この伏線を張るために、あのパトレイバーのクロサキの声で喋る博士と、そのエピソードを作っておいたのか。