Almagest -Overture- Third version 再プレイ

Almagest -Overture-
http://www.ksky.ne.jp/~mutsuki/almagest/overture.htm


セレスティアでシナリオ3を再プレイ。
1プレイに時間かかるから、もうやめよう。麻薬のよーだ。


Ver.2系とくらべて、やっぱり防衛衛星が異様に強くなっている。
強力な軍艦を造れる終盤になると怖くもないが、序盤から中盤までは防衛衛星ⅡやⅢが堅いこと堅いこと。防衛担当の人がはりついている惑星の場合はさらに堅くて、防衛衛星が満タンについてると、一個の惑星を占領するのに、4,5回攻撃することはザラ。Ver.2のときには艦隊がついてない惑星なんて、無人の荒野をゆくが如く占領していけたんだが、今回はあっという間に前線が停滞することになる。


んでは、リプレイ気味に気づいた点を。

序盤


クリアーウォーターしか手元にない状態で始まり、すぐに行政府と隣の将軍様が攻めてくる。
とにかく、惑星攻略戦での艦隊の損耗が激しく、豊かな惑星もないため、資金がない。常に資金が3桁しかないので、一隻30円の重巡洋艦でセレスタイト星系統一まで戦う羽目になった。といいつつ、将軍や行政府のところの防衛衛星Ⅰは馬鹿に弱かったが、セレスタイト星系を統一したところでアガスティアが持っていた防衛衛星Ⅱは逆に無茶に強く、αケンタウリへ抜ける間にある要塞2つを占領するのにゲーム内時間で半年を要した。
このころ、オリンピアアガスティア側として参戦してたのだが、関係を修復しようにも提供する資金がないので、仕方なく一隻30円の船で延々と戦っていた。
この間に、メガリスが滅ぶが、他の国境線は全く変わらず。

中盤


αケンタウリに橋頭堡を築いて、資金にめどが付き、ようやくオリンピアと講和できた。


このころ、フリーダムトーチにオールドソンが士官。
その後、延々とアガスティアとゲーム内で戦うものの、結局アガスティアを落とせないという結果となった。かなり支援したので、ver2だったら落とせていたと思う。どうやら、他国の間でも星が堅くなっているようで、他でもイザナギ星系での皇国と教団の戦いは、結局終盤になっても勝負が付かなかった。


この辺の影響が意外と大きく、公国が地球連邦に喧嘩を売ったあとでも、地球連邦との第二の前線が一向にできず、公国と同盟していたオリンピアが攻められて初めて第二前線ができたが、時すでに遅く、オリンピア、公国ともにあっさりと滅亡。あんなに支援したのに。
もともと、他国との友好関係>国家予算の額>士官の質>兵器の質によって、強国が決まるという、非常にもっともなゲームだったのだが、今回この傾向が強まっていて、ちまちまとCPU国家に経済援助を行っても貧乏国が大国に一泡吹かせることができなくなっている。


このころ、地球連邦から宣戦されたので、イリアスヴェーダオデュッセイアと占領していくも、防衛衛星Ⅲがいるだけなのに、これに無茶苦茶時間と船がかかった。


一方で地球連邦の領土拡大はすさまじく、オリンピアと公国を滅ぼしたあと、フリーダムトーチとW.L.T.C.も丸ごと併呑。公国滅亡後、W.L.T.C.が、持ち主のなくなった惑星メガリスに4回くらい攻撃をかけても占領できなかった姿には泣いた。


味方が全滅してしまったが、まだ皇国も教団も滅びてないので、宇宙に六カ国があり、アプサラスは動かず。
しかたないんで、地球連邦にお金を払って8ターンの講和を結び、その隙にアガスティアを急襲。ずっと地球連邦の超弩級戦艦50隻艦隊を見慣れていたので、アガスティアの貧弱さには泣けた。フリーダムトーチはこれに勝てなかったのか。アガスティアが滅亡して、アプサラスが革新勢力になる。すぐさま同盟。

終盤


このとき、地球連邦政府はアース、ロゼッタ星系の全部と、αケンタウリの半分を領有しており、毎週の収入が10000を超えていた。こっちは毎週の収入が6000くらい。
ではあるが、イリアスに防衛Aの士官を置いて、大枚はたいてフレスベルグを毎ターン補充してたので、守りきることができていた。


そんなわけで、イリアスで守っている間に、W.L.T.C.の遺臣団で結成された別働隊を組織して、地球連邦に占領されてたフリーダムトーチとオリンピアの領土を奪取。


αケンタウリから、地球連邦の勢力を追い出した頃には、アプサラスが教団を滅ぼして、戦力を充実させていた。今度はゲートキーパーで10回近く連邦軍と殴り合うものの、もはや勝ちムード。徐々に地球連邦の資金がなくなっていき、ロゼッタ星系を奪取し終えた時には、地球連邦の金蔵が尽きて、超弩級戦艦50隻艦隊を維持できなくなった。


あとは、アースまで一直線。




ver2とくらべて、戦闘バランスが変わっているため、各国の戦争の行方もかなり変わっている。防衛衛星がさらに強くなったのと、艦隊の最大規模がなかなか大きくならなくなったので、序盤から防衛衛星Ⅲと50隻艦隊を持つ地球連邦が強くなった。
逆に、Ver2では台風の目だったフリーダムトーチが弱くなって、アガスティアすら攻略できない場合が増えた。教団と皇国の左端での戦いも、さらに決着がつかなくなってしまった。
この辺は、なんか、バランス調整にミスってねえか、って気がしないでもない。


Ver3の目玉の兵器開発は、やっぱり不要だと思う。
見た目は派手だが、一個上の軍艦を開発した方がゲーム敵には安上がりで強いし、プレイヤーにとっては操作の負担も少ない。