エルフェンリート 7th Note
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2005/04/21
- メディア: DVD
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13話 不還
最終話。江ノ島、マリコ編は原作からの改変が多いなあ。
白河さんの死に様もそうだったけど、ツレの男の方も、ここでマリコに同情してしまって〜って一連の場面が原作での見せ場なのに。もったいない。マリコについても、アップ絵とか迫力あって格好いいんだけど、「おとーたん」もないし、ミサイル直撃に耐えるとか無茶な描写がよかったのに、その辺がなくなってて残念ですな。研究所メンバーは最後に出番があった荒川含め、良いところなし。
「おとーたん」はなかったんですが、「どうしてその子がおとーさんのことをパパって呼ぶの!?」「その子がいなくなったら、マリコがいなくなるより寂しい?」と、言いつのるマリコには胸に来るものがあったし、蔵間の最期は感動的だった。というか、漫画版はこの後の展開に度肝を抜かれたが、これはさすがに死んだだろう。
ルーシー、コウタ編の結末もよかった。でもなんか、ルーシー回想シーンの絵をもってくると、あの辺がいかに充実した作画だったかが際だつ。あの2〜3話が飛び抜けてよく、この最終話は作画的にはそこには及ばない。
荒川と研究所追加メンバーによる後半エピソードがなく、板東&マユもなく、原作の六割くらいまでしか到達できていないのは残念だけど、おおむね満足した。このシリーズは、ここで終わって良かったと思う。
最後の銃撃戦の場面って、この間写真撮りに行ったところだな。
外伝 通り雨にて
追加エピソード。明るく楽しい日常のはずなのに、結局惨劇を入れないと終わらないのがエルフェンリート。
時間経過的には、この回想ってルーシー回想編のあとなんだが、コウタに裏切られた後で、あのエピソードに繋がるのは、原作でもなんか腑に落ちなかったんだけどなあ。というか、なぜ蔵間はここでこういう余計なことを言ったのか、漫画を通して読み、アニメを全部見たいまでも未だに謎。