それはディックだろう

ゲーム的リアリズムの時代

 その特徴は、物語のなかで起こったできごとを「じつは非現実だった」と変えてしまうこと、そして、最も重要なのは、登場人物の死を簡単にリセットできることである。

それ、なんてユービック。
それって、フィリップ・K・ディックが30年前に通った由緒ただしいSFじゃないのか。トゥルーマン・ショーでも見ればいいのに。

エロゲーやってるときに、おんにゃのこの繊細な感情に共感しつつ、エロを堪能してるんだ、ってのは適切な指摘だと思う。とにかく、読んでぱっとディックだなあ。と思った。ディックは偉大だ。読んでるとだれて眠くなるけど。