ディー・グレイマン 3〜8

4冊目の三代目アレイスター・クロウリーの話まではかなり面白かったと思う。とても週刊漫画とは思えない単行本1冊につき1エピソードという原則が守られているかぎり、そんなに大はずれは打たない漫画に見えた。次の巻に話を引っ張り出した5冊目あたりから、確かに風向きがおかしいような気がする。るろうに剣心で、ちゃんと薫を殺しておかなかったのが、後を引いてるのかなあ。この「死んだように見えたけど実は生きていた」の連続は。

こういう、設定を重ねるのが苦手な作風の作者に連続エピソードを書かせるのがよくないんだ。