(下書き) B型のための、A型とのコミュニケーション術
- 作者: Jamais Jamais
- 出版社/メーカー: 文芸社
- 発売日: 2007/09/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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なお、俺は血液型診断なんて信じてないんだからね!
基本
□ A型が話すことは、興味ないことでも、一応関心を示したふりをする。
□ まず顔を合わせることがない相手の家族の話なんて全く関心がないが、一応聞くだけ聞く。
□ 絶対に自分は忘れるので、A型の自分語りにでてきた家族の名前はメモること。
□ 苦手な「世間話」のフォーマットに慣れる。「今なにしてる?」「どこすんでる?」「通勤何線?」
□ どんなに関心がなくても聞き、「へー」「そうなんだ」以外の言葉で会話を広げる努力をする。
□ 問題がおきたら、無意味だと思っても、とりあえず言い訳をしてみる。
□ A型は、どうやら内容よりも「相手が言い訳をしている」ことに納得するようだ。
□ 逆に、A型がなんだかよく分からない言い訳をし始めたら「ああ、なにかミスってるんだな」と割り切る。
□ 絶対に、言い訳のなかの矛盾や、よく分からないことを指摘してはいけない。もっとよく分からない言い訳を重ねられて、なにを話していたのか分からなくなる。
□ 長い言い訳に途中で飽きても、最後まで相づちをうつようにする。
□ 自分から話すときは、どんなにかったるくても地道に、噛んで含めるように思考過程を話す。
□ 絶対に、最初に自分が思いついた結論から話しはじめてはいけない。
□ どう考えても、そんな餌に引っかかるマヌケはいないだろう、と思われる引っかけっぽい選択肢もスルーせずに引っかかってみせたうえで、その選択肢はダメだということを説明しないといけない。面倒くさいが仕方ない。
□ 自分の正直な意見を述べる前に、世間一般が好むであろうと推察される当たり前すぎる意見を述べてみる。
□ 自分の正直な意見はそのあと、さりげなく述べる。
□ 自分の正直な意見はたいてい無視されるが、言えたことに満足しておく。
□ 自分の正直な意見をいきなり述べると、たいてい目の玉が飛び出るかのように怒られる。
□ そんな当たり前の意見をわざわざ聞きたいとは思わないじゃないか。と思うことが多かったが、A型の人が相手の意見を聞くのは、新しい意見を募ってるのではなくて、単に自分と相手の意見が一致していることを確認したいんだ、ということに最近気づいた。
□ A型社会で、生き抜くうえで重要なことは、わがままを言わないことだ。
□ 言うときはA型に見つからない場所でこっそり言う。
□ A型に「〜をどう思う?」と聞かれたら、自分の思うことを3段階くらい浅くして話す。
□ 哲学的で本質的で感覚的な事柄は説明から省く。
□ 一般受けするには、手を抜けばいい。と、10年くらい前にペパーミントの魔術師も言っていた。
□ こんなに単純な答えを相手は求めていたのか! と思うことが多い。
□ もっとホンシツを見ようよ! という思いはグッと堪える。
B型の俺には同じものに見えるが、A型の世界ではキャタツはハシゴとは違うんだ。
□ A型の反対意見は納得がいかなくても最後まで聞く。我慢!
□ 反論したいのが山々のときは、ぐっとトイレにでも行って気分転換する。
□ 帰ってきたときには、何にそんなイライラしていたのか忘れている。
□ どんな方法でも、結果がでればそれでいいじゃないか。
□ 集中してるときに割り込みが入るとイラっとくるが、そんなときは何か食う。
□ フリスクをばりばりかみ砕いてる間に最初のイライラはどっかへ行く。
あとはそれを持続できるかどうかだ、とばっちゃが言っていた。
オタク編
□ オタクのA型からガンダムは好きか? と聞かれたら、本当は大して好きでなくても「好きだ」と言っておく。
□ 本当はキングゲイナーの方が絶対に面白いと思うが、A型にはΖガンダムあたりが好きなことにしておく。
□ 本心であっても、クロスボーンガンダムが一番好きだ! とか言ってはいけない。