戦国無双2 やってみた
- 出版社/メーカー: コーエー
- 発売日: 2007/08/02
- メディア: Video Game
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始める前まで何の予備知識もなかったので、普通のアクションゲームだと思っていたのだが、4時間くらい遊んでみてわかった。ああ、アクションゲームの皮をかぶったRTSなのだな。これは。ロードモナークのユニットを一つ自分で動かせるような。ハンドレットソードのリーダーを一つだけ、自分の手で動かせるような。
意外なことに、一番違和感を感じそうなキャラ絵にはそんなに違和感を感じなかった。最近の「信長の野望」の絵柄から、そんなに離れてないような気がする。
これから相反する感想をかくが、30分とか一時間とか飽きずにプレイし続けることができ、遊んだあとでそんなに疲労が残らないのは、さすがにコンシュマーゲームだななあ、と思う。適当にキー操作をしていて、それなりにユニットが動かせて、それなりにゲームが進んでいくので、サクサク遊べる感じはある。だが一方。なんか、4時間遊んだだけで、今後、どのキャラクターで、どのシナリオを遊んでも、そんなに大きく差がないような気がしてしまった。たぶん、このあとも、ずっと味方の救援を受けては右往左往して、味方の進撃を助けては、予め決められた展開に従って、決められたルートをちょっとずつ進む、ってだけなんだよなあ、このゲーム。
俺は「××をしろ」と言われて、その実現方法を自分で考えてやるのはけっこう好きだが、人から「これこれこの方法で××をしろ」といわれると途端に白ける性分なんだよなあ。別に方策を考えないで指示された通りにユニットを動かすだけだったら、俺がやらなくたっていいじゃん。ここちとら、頭の中にアリンコが詰まってるわけじゃないんだぜ。
……素直にRTSにしたほうが、絶対楽しいと思うけどなあ。これ。なんでCPUが全体の戦略を考えて、そのコマのうちの一つをプレイヤーが動かすゲームなんて作ったんだろう。プレイヤーが全体の戦略を考えて、ユニットはCPUが勝手に戦わせるゲームの方が面白いと思うけどなあ。RTSといえば、グリムグリモアって面白いんだろうか。