あえて俺は2001年のGoogleでググるぜ。

http://www.google.com/search2001.html 『2001年版 Google

そういや、2000年くらいにグーグルのことを初めて教わった気がする。当時はURLをこっそり教わるものだったような。2ちゃんねるのアドレスも大学で友達から、こっそり教わった。大学でネットサーフィンをするのに使えるのは、X-Windowが入っているDEC製のワークステーションか、Windows3.1が入ってるPCだった。ブラウザは当然Netscape4がメインで、変わり者がInternet Explorer5を使っていた。使い方といえば、掲示板とフリーソフトを落とすのがメインだった。あとは、一部漫画家のサイトを廻ったり、エロ画像な。PC用なのに、今の携帯電話の画面くらいのちっちゃいやつ。エヴァの二次創作小説が信じられないくらい一杯あった。というか、俺も書いていた。

あの頃、どんな漫画があったかというと。

最初の方にでてくる「バンダイの作ったゲーム」ってなんだろう。むしろそっちが気になる。

もちろん「あずまんが大王」はある。あるが、TVアニメ版の前のWEBアニメ版が流れていた頃。そんでもって配役も後のTVアニメ版とは全然違っていたりする。あと、「大阪のガレキ」がでたとか、そんな話題。「ガレキ」って……まあ、ガレージキットなわけだが。

あの頃の、ラノベ作家とかノベルゲームとか。

意外でも何でもないのだが「戦慄のミレニアム」で完結した「妖魔夜行」含め、「サーラの冒険」以外のラノベ作品は概ね終了している。この頃は「サーラの冒険」というのは完結しない物語だと思っていた。

「それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモトヨーコ opt.9 触発のチェンジリング」だぜ。この頃は、ヨーコが完結しないなんて事は夢にも思わなかった。

認知されているのは「ロケットガール」と「クレギオン」の人だが、「太陽の簒奪者」とか「沈黙のフライバイ」も、もう書かれている。

歪曲王とか、エンブリヲとか、その辺まで。感想は圧倒的に「ブギーポップは笑わない」が多い。

キノの旅Ⅲまで。「ブギーポップは笑わない」ばっかりだった上遠野浩平と違って、結構「キノⅡ」「キノⅢ」の感想が多いじゃないか。

「E.Gコンバット」で売り出し中の新人ラノベ作家。というか、

というのが、当時のありさまなので、当時ラノベ作家のことをなんて呼んでいたんだろう。ライトノベル作家か。まだ省略するほど、言葉がこなれていなかったのか。

2頁目にようやく、高橋龍也とか加奈がどうとか、痕がどうの、という記事が出現する。
とかいいながら、3頁目にはkanonは痕以来の名作だとか、Airがって記事もあり、一気に時代が把握できなくなる。いや、当時すでにAirとかKanonとかあったんだって。本当だぜ。たしか。ああ、この頃はノベルゲームというか「ギャルゲー」か「エロゲー」という呼び名だったのか。

グーグルじゃないですが、ウェブアーカイブをみると、ガンパレードマーチのコミックがあったり、おねがい☆ティーチャーを次号から連載開始とか、Kanonアニメ化(東映のヤツ)に喜ぶ衆の書き込みとかあってほほえましいですね。おねていも、kanonも新年のアニメでありました。

アニメとか

二次創作まとめサイトが多数。ちなみに、「二次創作」でググった場合の検索件数は600件強だった。一個だけ「セガサターン鋼鉄のガールフレンド」があるのが涙を誘う。

セラムン」「エヴァ」から「ウテナ」に「ウテナ劇場版」まで、スタッフとして名前は載っているものの、全然語られてない。アニメの脚本家について語る時勢じゃなかったのか、と思いきや。

こちらは大絶賛バッシングされ中。当時「プリサミ」が終わって「リヴァイアス」の人。

R.O.DR.O.D!」OVAR.O.Dの人。あと「大運動会」とか。

時代性

「NetScape2.0以上でないと見られない」というのは、どういう意味なんだろう。

35Mさんの所のほか、某M.MM氏の「ラストバイブル」の公開ページが見つかります。ちなみに、ラストバイブルの「ダウンロード」を押してもダウンロードされないのは良い配慮だと思いました。


ところで、このエントリの中には、嘘っぱちや、2001年当時ではなくて、2〜3年ほど古い時代の出来事も結構混ざっています。さて、どのあたりでしょう。