ホワイトアルバム 第八頁

先輩の嘘つき。はるかの嘘つき。マナの嘘つき。弥生さんの嘘つき。冬弥の嘘つき。の巻。
(おそらく全話で冬弥の家からの帰り)深夜、地下道で絵に描いたようなゴロツキに絡まれるはるか。おおー、こんなところでそんな昔の十八禁アニメみたいな展開をするんだ。と期待した俺が莫迦だった。マナが助け船に登場。便利なキャラクタだ。そして、原作でもたぶんなかったマナとはるかの絡み。あれ、マナが話す「別れた両親の父方についていった兄の話」からして、マナってPS3版では冬弥の実の妹? ……違うよな。冬弥の両親は演出からすると死別みたいだし、いくらなんでも気がつかないのは不自然だ。たぶん違うよなあ。

素の由綺の歌は本当に「由綺の地声」の歌でヘタさが良かった。がんばったんだろうなあ。こういう歌い方するの。
はるかルート→マナのおかげでクビ一枚でつながった感じ。由綺ルートからはぐんぐん離れ中、冬弥が素直過ぎるのと、二人の関係がもともと疎遠なのが原因。たぶん、由綺エンドはない。マナルートは単にマナが良い子なだけで進展なし。弥生さんとは既成事実を重ね中、すでに「おしおき」を嫌がってない冬弥の感覚が麻痺してきてるのか。とは思うが、弥生さん自体が完全に脇役なので、弥生さんエンドもないだろう。先輩はすっかり通い妻だが、由綺へのプレゼント選びに誘われない等、空気化が著しい。もっと自分の立場を利用して、腹黒くがんばって欲しいところ。そして、メインヒロインの理奈はどこまでストーリーをリードできるのか。

……このアニメ、理奈ルートだよな。たぶん。