幸せをつかみたい! サーラの冒険(5)

ソード・ワールド・ノベル 幸せをつかみたい! サーラの冒険(5) (富士見ファンタジア文庫)

後半を読む。
中盤のダンジョン探索を、本当に非常に楽しくやってのけた後で、
がいーん、とサーラ恒例の大エピソードが来た。
おそるおそる読んでたんで、トラウマ度は予想より低かったが、
読み終わったあと喪失感は大きい……なあ。

やっぱデルは危険な方向に病んでいたか。
善良な欲望を持つファラリス信者って、デルだけじゃなくて、
ナイトブレイカーズでも描いてなかったっけ、とか思わんでもないが。

フィクションの世界とはいえ、十年前からそこにあった人間関係が、
崩れてしまうのは、やはりがっくり、と来るな。

そうして、サーラ少年の青少年時代は終わったのでした。
あと、一冊。