やっぱりヒーローになりたい! サーラの冒険(6)

やっぱりヒーローになりたい!―サーラの冒険〈6〉 (富士見ファンタジア文庫)

前半まで読了。

なんか、全面的に痛そうな描写の多いソードワールドだな。
ウーンズがそんなに痛そうな魔法だとは思ったことなかった。

しかし、こんなところで、ドラえもん理論を聞くことになるとは思わなかった。「東京から大阪へ行くとする。そこで新幹線を使っても飛行機を使っても、車でいっても、大阪につくことには違いがない。どんな選択肢を選んだとしても、ゴールは決まって居るんだ」的な話。
ただ、ドラえもん名言集「ドラことば」ですら「東京から大阪に行くとする」という話は、カオス理論的な立場（蝶の羽ばたきがあらしを起こす奴）から否定されてたんで、実際にはそんなことはないわけだけど。わざとやってるオマージュだろうか。

分かるまい、戦争を遊びでやっているシロッコにはおれの体を通して出る力が！
カミーユ＝ビダン

ってオチだったら面白いな。ジェノア君の場合は趣味でやってるのが戦争じゃなくて、国家運営なわけだが、キャラクターの傾向としてはシロッコだよなあ。*1

そして、そんなに黒い羽根の生えてる小娘が好きか。山本弘。

*1:手段のためなら、目的を選ばない内海の方がより質が悪い。