NARUTO 16〜30
- 作者: 岸本斉史
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/06/03
- メディア: コミック
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NARUTOは「縁」をテーマとした物語だ。*1
親と子、本家と分家、先生と生徒、兄と弟、仲間と敵、仇と恩人、親友とライバル。基本的に作中の人間関係には全て「縁」があり、巻数を重ねるごとに「縁」は四方八方に張り巡らされていき、それが新しく物語りを進めていく。
というわけで、15冊続けて読んだが、とくに23巻あたりから上り調子に面白かった。第一部の最後で盛り上がりすぎたせいか、第二部に入ってから、少し気が抜けたような感じがするが、まあ続き読めば分かるだろう。
なんというか、戦闘がBLEACHの力と力のぶつかり合いでなく、武器の使い方の一工夫や、チームワークによる組み合わせ、戦いに勝つことでなく任務達成が目的、といろんな側面をちゃんと持たせている所が、BLEACHと同じようなバトルマンガでありながら、それほどにはマンネリに陥らないで済んでいる理由ではないだろーか。