イリアム 250頁まで

一週間で250頁よんだ。あと500頁くらいあるので、たぶん二週間は楽しめるんだろう。これもいくつかの話者が交代しながら展開する物語なのだが、おのおののストーリーがどれも面白いので、どのパートを読んでいて飽きない。いま、ようやくそれぞれが関連し始めたあたり。面白い。通勤電車でイリアムを開いているのは俺くらいなものであろう、とほくそ笑む。
ちょうど「戦国無双」をやってるのだけど、戦国無双も三国無双も(もちろんガンダム無双も)欧米で売るにはバックグラウンドが通じないと思うので、無双シリーズで海外でのセールスを目指すには、トロイア戦争を舞台にした「トロイア無双」とか作れば、そのまんま欧米でも売れるんじゃないかと思った。

百年戦争を舞台にするのは、よい案だと思う。他のヨーロッパの戦乱ものは、まずあまり近年の話だとパロディに抵抗があるだろうし、十字軍遠征は敵味方ともにオールスターキャストだが論議の入らない解釈を入れるのが難しそうだし、30年戦争は知名度が低い。ナポレオンとかか。ナポレオン無双。