ガンダムORIGIN 1〜14
機動戦士ガンダム THE ORIGIN (1) (カドカワコミックス・エース)
- 作者: 安彦良和,矢立肇,富野由悠季
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2002/05/30
- メディア: コミック
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ゆっくり読んだ。半日くらいかかった。ゴップとか、テムレイ、エルランがそこそこ有能に描かれているのが良い。ミノフスキー博士など初見のキャラクターもいい造形だと思った。ガンダムにでてきた面々はちゃんとフォローしていて、ジオンの将官が立ち並ぶ場面にコンスコンとかトワニングが居る一方で、ギレンの側近にデラーズとか、毒ガス作戦のときにシーマとか、ドズルの周りにシン=マツナガがいない所には、あくまで「ファーストガンダム」にでてきた素材だけで作るんだ、というこだわりを感じないではない。
過去編にでてきたジンバ=ラルが予想外に駄目オヤジで萌えキャラだった。CDAのマハラジャ=カーンはあまりにも常識人だったが、ジオンのエライ人にはこのくらいの駄目っぷりが欲しかった。あと、どんな作品でも神格化されたイメージだけが残っていた革命家ジオン=ダイクンの神懸かりっぷりとかも見どころ。