笑う大天使

なんか、ずっと撮影してた印象のある実写映画。というか、シナリオ書きながら見てたんで、あんまりちゃんと画面を見てないが、なんか女子高生の鎖骨を楽しむ実写化だったような気がする。

見る前には「絶対に地雷だろう」と期待していたのだが、見てみたら意外と普通に見れた。本当に意外だった。関西弁をしゃべる和音にも途中で慣れた。そして、登場人物のルックスを含め、かなり原作に忠実だった。犯人だけ別人だったけど、あの、あれは、キルビルのパロディなのか。

ただ、原作の前半〜中盤部分なんだよなあ。確かにそこは事件とかギャグとかあって、映画化しやすい話だとは思うんだけど、でも3冊目が一番面白いのに。なぜその部分を映画化するのか。

ミカエル学園の制服ってあんなに南国風味だったっけ(撮影は長崎だったそーで)。もっと厚着だったような。

そして、ナレーターが広川太一郎。画面見てなかったんで、ほとんど広川太一郎の印象だけが残った。

そして、広川太一郎が天使になって昇っていく、という終わり方で終わる映画なので、そこで非常に泣きそうになりました。広川太一郎が喋り続ける映画を観たければ、ぜひどうぞ。