ホワイトアルバム 第五頁

開始五秒。いくじなしっ! と思わず思った自分がいる。前回あんだけ盛り上げたうえに、冬弥のシャワーシーン(由綺のシャワーシーンはなかった気がする)を見せられたうえに、それかーそのオチかー。なんか、この話の書き手って視聴者の予想を裏切ることにいらん心血を注いでないか。

そして、冬弥と弥生が長話を初めてする回。うわあ。痴女だ。痴女がいる。前回のマナのさわやかさはどこへ行ったんだ。
弥生さんって、まあ設定からすると一見痴女キャラなんですが、ここまでそれっぽく描かれてしまうとは思いませんでした。一応、冬弥君も「人形とキスしてるみたいだ」とおきまりのフォロー(?)してますが。いやあ、冬弥に由綺と別れて欲しいという説得が途中まで理知的だったのに、自分のカラダを持ち出す下りがその前の話と全く繋がってなくって、キスしながら手渡そうとする札束とか含め、気持ち悪さが満開でいい演出です。というか、別に弥生がカラダを持ち出さないでも、その前の精神攻撃の時点ですでに冬弥は「負け犬ムード」だったので、手切れ金を突きつけるだけで引き下がりそうな会話の流れだったような気がします。そこで、弥生が変に「それでは藤井さんも、おさびしいでしょう」とかいうから、問題がこじれたような。

あと、はるかって意外と普通に学校に来てたんだな、もっと登校拒否気味というか、授業には出てないんだと思った。というのと、演劇部集会での先輩のドMっぷりがたまらない。すごい「いぢめてオーラ」だなあ。そら、あんな立ち振る舞いをされたら、演劇部内で過去に何かいざこざがなくてもいぢめたくなるわ。

EDの絵が変わっている。4話単位くらいで変わっていくのかな。