ホワイトアルバム 第13頁

クリスマスコンサートで、たぶん半年後(もしくは9ヶ月後)に続く!
前回の行動が酷すぎた反動か、今回はエラく正解っぽい行動を繰り返す冬弥の回。マナやはるかをあのまま帰すとか、弥生さんとまたベタベタするという選択肢もあったと思うのだけど、そんなこともせず。

わー。コンサート場面、クライマックスのハズなのに、ひどい作画だなあ。きっとダンスの動きを優先しているから、意図的に顔とか崩しているのに違いない、と最初は思ったが、「キラっ」的な場面では作画が復活しているので、たぶん本当に最後の最後で力尽きたんだと思った。DVDになったときは、12頁ともども書き直して欲しい。

最後に、はるかを冬弥が追ってきてくれて本当によかった。あのまま終わったら、はるかは「深夜に冬弥の家にやってきて無言で何かおいては無言で闇の中去っていく」という、忍者か隠密のような役回りで終わる所だった。が、自転車ぶっ壊したのは二期へどう繋ぐのか、その辺は楽しみ。

前回までの流れだと理奈ルートから見事に脱線してバッドエンド確定な感じで、コンサートの作画含めてエピソード群から浮いた感じ(前に一回「ホワイトアルバム」を挿入歌として使った場面は展開によくマッチしていたのに)や、その後のやりとりのちぐはぐさからも、「あー、バッドエンド」感が漂っていたが、別れ際の由綺の「好き」という一言から、由綺ルートに復帰することができたんだろーか。というか、あの一言「9:02pm」っぽかったなあ。ホワイトアルバム第一期って、延々と恋人と電話が繋がらないという状況を映し続ける話だったからなあ。

以下、現在のルート順位というか、二期でフォローされそうな順位。

  1. <本命>由綺:一期はむちゃくちゃ地味な子で、中盤以降ずっと脇役だったが、その分エピソードをため込んでいる様子がある。なにげに過去エピソードの伏線もあるし、二期は由綺中心に進む……かも。
  2. <対抗>はるか:一期での扱いは「夜中に無言で出没する脇役」だったが、はるかも主要なエピソードである兄の話の伏線を張っている状態なので、その辺は二期でフォローされる……といいな。
  3. <大穴>マナ:良い子。登場時期が遅いうえ、はるかとの交友関係以外はこれといったエピソードがなく、背景の一部となっている回の方が多かったが、その分二期は……あとなんか原作エピソードあったっけ。この子。風邪で熱出すのは今回やっちゃったし。
  4. <大穴>弥生:弥生はなあ……。レズなことも理奈が言っちゃっているし、そう広げる部分はなさそうだけど……。なんか作中では冬弥さんがエラく気に入っている。理奈と弥生を比べて弥生を取るとは思わなかった。あ、辞めたマネージャの話がオチついてないな。
  5. 理奈:一期はほぼ理奈ルートの展開だったが、最終回前にして「二号さん」の地位をなんと弥生に奪われ、決裂。この位置から再び戦いへ参加できるのか?
  6. 先輩:先輩はメインで3話もやったため、一期でエピソードを使い果たした感じで、今後は七瀬君と関係を作っていってくれた方が、視聴者としては心に優しい。いまさらエピソードに絡もうとすると、泥沼すぎる。弥生と違って先輩のストーカーエピソードは一応ケリがついた感じだし、今後は元通り脇役路線を頑張ってほしい。

そして、やっぱり重要人物だった冬弥父の話で第二期へ続く! ……やっぱり、マスターよりなんぼか重要人物だったんだなあ。