キャシャーン

季節通り、風邪をひいて寝込んでました。
そして、キャシャーンをテレビで見ました。


前評判がさんざんだっただけに、まったく期待してなかった。
実際、確かに映像が非常に見づらい映画だった。
何がどうなっているのか、絵も話も、設定も心情も追いかけにくく、
視聴していて非常に疲れた。


だが、役者が意外と良かった。
伊東甲子太郎(もとい谷原章介)が一シーンだけでてきたこと、
唐沢寿明及川光博、そして寺尾聰の熱演がよかった。


寺尾聰は「博士の愛した数式」+「半落ち」なイメージの役なので、
とくに最後のシーンの狂気が際だってたなあ。


ただ、何のオチもなく終わったのがあまりに衝撃的で、
次週の予告が始まってからしばらく笑い転げていたのは事実。