SFが読みたい 2007年版

なんか、この手の本を読むと、人が読んだ小説の順位付けなんてどうでもいいと思う。ただ、自分が面白かった本がリストに載ってるとそれはそれで嬉しいな。自分がちゃんと面白い本を見逃さずに読めてる感じがするからかなあ。
「象られた力」ってそんなに面白くなかったけどなあ。山本弘も「フェブラリー」とか「妖魔夜行」の分ではSF小説家としてそんなに面白いと思わなかったけど、急速に成長したのかなあ。あと、好きなSF作家には恩田陸の名前があるのに、恩田陸SF小説は一冊もリストにのってないのが面白かった。そうだよなあ。確かに「ロミオとロミオは永遠に」も期待にくらべてアレな出来だったし。


2000年〜2005年までのSF小説国内版で、星雲賞受賞作「サマー/タイム/トラベラー」より、「イリヤの空、UFOの夏」の評価が高かったのが驚きだった。読者の母数の問題か。あと、海外版はだいたい読んでて、そっちのほうは安堵した。