二周目

腐り姫

腐り姫

二周目。ヒロインは主人公の従姉妹の夏生。


あと若干「自称恋人」伊勢きりこ編。
きりこの「恋人」って絶対に嘘だと思っていたが、本当に恋人だったのか。
もっとも、主人公の記憶以外もかなり振幅が大きいようなので、本人の回想の形をとっていても、どこまで信用できるかは不明。


なんというか、Hシーンに入る三台詞前までは割りと世間一般さまに見せてもいいような、田舎で再会した年上の幼馴染とのぎこちない関係って感じでしたが、そこからぎゅるっとエロに入っていくのがなんとも。
市場原理って恐ろしいよなー。


音楽がいいことに気がついた回。
何気に「盲点」も気に入っている。
「盲点を表示する」というオプションの意味がようやくわかった。


そして、世界は唐突に紅い雪に埋もれて終わる。
つーか、二周目選択肢がまったくなかったような気がしたんで、バッドエンドになって少し驚きました。
『BAROQUE』の上級天使のように、ループするたびに蔵女に「また、会うたな」といわれるのかと思いましたが、言われなかったのが少し残念。


メモ。
蔵女の瞳孔の長方形は、紅いときは蔵女、藍色の時は樹理?
物語と伝承。口伝について語る学者先生の喋る内容が『FOREST』している。

Forest

Forest

伊勢編は、まさに「深く、もっと深く」。彼女の捻じ曲がった足は強烈な象徴だが、何を意図しているのか。


というか、三周目も、またスタート地点が全く違ってて驚きました。