ALWAYS 三丁目の夕日
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2006/06/09
- メディア: DVD
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家で晩飯を食い終わったらやってたので、そのまま見た。劇場公開時にはCGで再現した風景や風物をウリにして宣伝してたので敬遠した気がするが、見始めたらへたれの小説家先生に感情移入して、結構お話自体を楽しめた。ただ、最後の十五分間で強制的に全部台詞で説明して話を終わらせたドタバタっぷりは、ちょっとひどかったけど。手紙くらいもっと早く見せておけ!。
「僕の書いたお話が本になるなんて」って喜ぶ子供の話に涙する。別に書いた話が本になるなら、パクられてもお金にならなくてもいいよなあ。とは、おいらも、そう思う。ただ、サンタについて演出過剰なのはよくない。小学校四年生だったら、あと2,3回やればそれで終わりなのかもしれないけど。妙な夢を与えるのは良くないと思う。
ラストの小説家先生はへたれ過ぎだろう。仮にも家族を作ろうと思うんだったら、ちゃんと目的を達成するまで立って走れ! そんなところで諦めて泣くな。……あそこで諦めがいいのが、へたれのへたれたる所以なのかなあ。
そして、この映画に続編を作るのはよくない。なぜ人は大切な記憶を必ず妙なもので上書きしようとするのか。確かに十年に一回くらい、本編を上回る続編が作られるトキもあるけどさ。