からくりサーカス 1〜15再読

レンタルする漫画がなくなってきたので、せっかくだから読み直すことにした。
最初3冊が出会いと分かれ編で、4冊目からしばらく勝のサーカス編が続き、仲町サーカスとリーゼロッテが出てきて、勝の転校があって、ってあたりでからくり編になって、パリの鳴海と3人の鬼婆とエリ様編があって、アメリカの病院でラローシュがでてきたあたりで、再度サーカス編になって、ヴィルマとか爺さんとかでてきて、からくり編では中国へ渡って、姐さんと先生から白銀と白金の話をきくところまで。

ここまでのところ、そんなに説明に矛盾を感じない(最初に読んでたときには、白銀の記憶が生命の水にとけ込んでいて云々、という設定を覚えてない状態で鳴海の先生の話を聞いていたのだが、今回の読み直しでそれなりに納得がいった)けど、迷走してるなあ、読み返すと。というか、ヴィルマとか爺さまたちって、どんどんテンションが上がっていって、登場人物もザクザク登場するからくり編にくらべて、サーカス編が中だるみしちゃったんで追加した登場人物だよなあ。

あ、矛盾点というか、この辺のエピソードだとコロンビーヌがでっかい。あと、ドットーレっていつ死ぬんだっけ。砂漠? 鳴海の心に吹く風というのは、秋葉流の心に吹いた風と同じものなのかもしれない。「風を止めるのは人それぞれの方法がある」と。

あ、このへん、たまに登場するしろがねのクラスメートとかが、「あいこら」と同じ顔してる。井上和郎がまだアシスタントにいたんだなあ。雷句誠は1巻の巻末だけ登場。