トリノホシ ~Aerial Planet~

地球からずっと離れた探査中のほとんど陸地がない海ばかりの惑星で、事故によってひとりぼっちになってしまった少年が、グライダーで渡り鳥のルートに乗って、惑星の反対側にある基地まで帰る話。SFサバイバル&鳥類観測フライトシミュレーションゲーム……というか、東方文花帖(写真取るとき被写体が大きいほど高ポイントが入る)とエースコンバットの微調整版のようなフライトシミュレーションが一体化したゲームだった。

某ゲームサイトでの評価が良かったのと、ちょうど『カブのイサキ』とか読んだ時に知ったので、買ってみた。日本一ソフトウェアは、『ディスガイア』やって、なんか肌に合わないなあ、と思って以来ずっと敬遠していたのですが、先日遊んだ『グリムグリモア』が面白かったので、躊躇なく買うことができた。

うん、なかなかいい雰囲気だし、面白いことは面白い。

だが、参考にしたゲームサイトにも書いてあったが、システムと音楽が確かにイマイチだなあ。フライトシミュレーション部分は、ほっとんどエースコンバットと同じ操作体系なのだが、エリアマップが非常に見にくいのと、自分が地面に対してどんな角度で飛んでいるのかが表示されない(高度の変化と画面の絵面から推測するしかない)のが辛い。あと、エースコンバットにある「どのターゲットを目指して飛ぶか」指定するシステムがないため、頻繁に目標を見失う(飛行機じゃなくてグライダーなので「まっすぐ飛ぶ」のが難しいのだ)し、そのたびにエリアマップを見るとマップが見づらかったりして、非常にストレスがたまる。

とはいえ、操作体系が入り組んでいて、やり甲斐はありそうだ。ちょっとしばらくやってみよう。