今回の漫画

月光条例 5巻〜6巻

6〜8/10点
この「月光条例は一夏の物語」というのは、なんだろう。短期連載フラグなんだろうか。それにしてもやっぱりというかなんというか、戦う幼女を書くのうまいなあ。趣味か!?

ニコイチ 5巻〜6巻

6〜7/10点
4冊目をとばして読んだが、特にこれといった障害はなかった。面白かった。

スティール・ボール・ラン 19巻

7/10点
あと2冊ぐらいで終わる感じか。話が濃い。ズギゥウウン! でディオが死んで次へ続く。やっぱりジャイロはシーザー・アントニオがベースなのか。ウィルじゃなくって。

BLEACH−ブリーチ− 41巻

3/10点
主人公があまりに何事もなかったかのように復活しすぎて笑うしかなかった。報われない。報われないなあ、主人公と戦う敵って毎度のことながら。

新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd 全6巻

5〜8/10点

学園エヴァエヴァを元に創作された「鋼鉄のガールフレンド」とはあまり関係ない「鋼鉄のガールフレンド2nd」があって、それをもとにしてコミカライズされた作品。原作からずいぶん遠いところまできたものだと思うが、割合と面白かった。戦闘描写以外はけっこう読める。
エヴァ二次創作に埋もれて大学時代を過ごした世代なので、とても懐かしい空気を感じた。「一度きりの、取り返しにつかない今」というフレーズは、「一回失敗したあとの二周目」なのをシメしてるのかなあ、とか思ったわけですが、あんまりそれっぽい描写はなかったです。「一回映画版の結末を迎えたあとで、世界が一巡して幸せな生活をしているけど実は・・・・」みたいなのは、エヴァ二次創作だとありふれた設定だったなあ。
とくに戦闘シーン以外の人間関係はよかったと思う。主人公が同級生のわかったようなことを言うホモに追いかけ回されたり、「こんな世界なくなっちまえ」と思うと光の巨人アダムが出現して暴れ回ったり、転校してきた青い髪の女の子は血をだらだらと流しながら人類の敵と戦う選ばれた女の子だったりという、やっぱりエヴァはいろんな作品に影響を与えて居るなあ、という感じの漫画だった。
中学生ユイさんとゲンちゃんのラブコメ話である5冊目が割合い好きです。純情可憐なユイさんは必見というか、個人的にはユイさんには「くろまくー」な印象が強かったので意外性があって良いキャラ立ちだと思った。あと、6冊目にあったチルドレンも高校生になるともうエヴァとシンクロできないっていう設定は良いと思う。高校生になったレイが「私、これから何をしたらいいんですか!?」とリツコさんに語るシーンは非常に良かった。